[コンポジット]色収差とビネット

■色収差(Chromatic Abberation)を表現する


いわゆるRGBが少しズレたような表現。

分かりやすくする為大げさにズラしています
簡単な方法Aと少し難しい方法Bの二種類があります。と言っても後者の方法でもそんなに難しくはないと思います。手っ取り早く表現したいなら前者の方法で。





A 

①▼Imageと▼Viewerの間に▼LensDistortionを挟む
②☑Projectorにチェックを入れてDispersionを0.4くらいにする

しかしこの方法では左方向(X方向)にしかズレません。



B

①▼Imageと▼Viewerの間に▼SeparateRGBAと▼CombineRGBAを挟み、RGBをそれぞれ繋ぐ
②Rの間に▼Translateを挟み、:Xか:Yあるいは両方に数字を入力しズラす

この方法ならば上下左右、X方向にもY方向にもズラすことが可能です。



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■周りを暗くする表現(Vignette)


画像の周りを暗くし視線を中央に注目させる手法。元は写真・カメラに関する手法のようです。


以下は私のやり方です。違うノードを利用した別のやり方もあると思われます。



①▼Imageと▼Viewerの間に▼EllipseMask、▼Invert、▼Blur、▼Mixを挿入する
②▼EllipseMaskはWidth:とHeight:に数字を入力し円の形を決める。MaskType:はSubtract
③▼BlurはFastGaussianを選択そしてNoneを選択。X:とY:の数字でどの程度ブラーさせるか決める。ここでは10%ずつ
④▼MixはMultiplyに変更。Fac:で暗さを下げることが出来る


ちなみにBlenderHDさんがこのビネットの表現をさらにコントロールしやすくするノードを作っています。

Lens Vignette the Right Way
http://www.blenderhd.com/2015/lens-vignetting-the-right-way/




CGでレンダリングした画像やデジタルで絵を描いた際に、やけに小綺麗でいかにも「デジタルで作りました」感が出てしまう事があります。そんな時にChromatic AbberationやVignettingのようなポストプロダクションの作業を行うことによって違和感を解消出来るかもしれません。しかし元のイメージのクオリティがそもそも良くないと小手先のテクニックを使用したところでどうにもならないでしょう。(あまり偉そうなことは言えませんが)

また別の側面として良い画像が出来てもこれらの効果をやり過ぎると折角のイメージを損なってしまう可能性もあるので、あくまでも隠し味程度として考えたほうが良いと個人的には思います。

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