[リギング]ひも状の物をCurveとEmptyでコントロールする



ひも状の物をCurveとEmptyでコントロールする方法を考えてみました。キャラクターモデルで簡単にポーズを取らせたり、アニメーションをつけたりする時の為に考えた方法です。
文字と画像だけでは説明がよく伝わらない可能性が高いので分からなければ下記の動画も見てください。

元ネタはこちらの動画


Curveの先をEmptyに「引っ掛ける」、つまり「Fook」する。そしてフックしたEmptyをボーンの子供にすれば、ポーズを取らせたりアニメーションさせても付いてくるのでコントロールが容易になる、というイメージでしょうか。

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私はこのモデルで鞄を持たせています。腰に引っ掛けてる持ち手の部分は固定したままで本体部分を自由に動かせれば楽なんじゃないか、と考えていました。本来であればボーンを仕込んでウェイト調整して・・・とやるのが筋ですが、私はウェイト調整が嫌いなのでCurveとEmptyを使い試行錯誤していました。完璧とは言えませんが、かなりいい線までいきました。

このモデルでは鞄とは反対側の腰にチェーンを装備しています。こちらの方が説明が簡単なのでチェーンで説明してみます。

①チェーンをモデリングする。ここで重要なのは原点をチェーンの端っこに持ってくること


②Curveを用意する。そしてカーブのタブに行き▼Shape内にある☑Stretchと ☑ Bounds Clampにチェックを入れる。さらにCurveの原点を端っこに持っていく。 ここで重要なのは チェーンとCurveの原点は全く同じ場所でなければならないこと


③チェーンにCurveモディファイアを付与する。するとチェーンがCurveと全く同じ長さに沿うような形になる


④このCurveには頂点が3つある。Curveの頂点を選択しCtrl+H → Hook to New Objectを選択。すると頂点にEmptyが追加される。この時点でCurveをEmptyに「Fook」したのでEmptyを動かすとCurveとチェーンを自由に動かせる
④-1
④-2


⑤④の作業を他の2つの頂点にも行えば、完全にEmptyだけでコントロールすることが可能になる。ちなみにEmptyの形状はEmptyのタブにいけば変更可能。ここでは分かりやすくSphereにしている


⑥そしてこれらのEmptyを腰のボーンの子にすれば完成


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上記のテクニックを使用し鞄に応用したのが↓こちらです。説明が長くなってしまうので省きますが何とか思い通りのリギングが出来ました。持ち手部分は別オブジェクトにしてCurveとEmptyで制御、そして本体部分はボーンで制御する・・・などなど。



↓こうやって本体部分のボーンを引っ張るとひもの部分が引っ張られて伸びる。この画像では極端に引っ張っているので荒が目立ちます。しかしウェイト調整とは別に、少し自由に動かしたいなら、こんな方法もあるかもよ?って事で書いてみました。


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